海外で働いてみよう!    トラジャルインターンシップ    http://www.trajal-internship.jp/ 


by intern5
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Made in China

大変見慣れた文字ですね。見るたびに、あー、これもか、と思い、お世辞にも質はいいとは言えない大量生産品の烙印でもある。

あるとき中国人の同僚が可愛い時計をしていたので、
「時計かわいー!何処で買ったのー?」
と、聞いたら、なんと、モデルポーズ立ちの自信満々さで、
「オフコース、メイド イン チャイナ!!(中国製に決まってるじゃない!)」
と言われました。
まるで、あたかも、この世のいい物は全て中国で生産されたかのような・・・!
いやー、びっくりしましたね。

そう、中国人というのは、中国が大好きなのです。

以前に隣に住んでいた友人に料理を教えてもらっていた時も、
「ここで、トマトを入れます。これはドバイだから黄色い変なトマトだけど、中国では真っ赤に熟れてて新鮮なのよ。千夏に食べさせてあげたいよ、中国製のトマトを・・・!!」

いや、多分食った事あるけど、それほどでもなかったよ、なんてことはまさか言えない。

「そうだね、チャイナ最高!!」

などと超適当な事を言っておいた。

そして奴らは、自国を褒められると、もう、中国が誇らしくてたまらないというような顔をするのだ。

これにはどうも中国の義務教育等での徹底的な洗脳的な教育が垣間見えるところでもあって、私の中国人の友人は、チベットは人殺し集団だと本当に信じているのだ。

「そこにいくと、理由も無く人が殺されるのよ。」

と、彼女は大真面目に言った時には、中国の洗脳教育は一種の過激宗教のような物だな、と思った。

それでも、自分の国が好きだと言うことは幸せだな、と私は思う。いつか帰りたい家があり、待っている人がいる。

何よりだ。

そういう人達は心に余裕があって、誰かを助ける事なんて、なんてことなくやってのけるのだ。

憎めないぜ。チャイナ。

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# by intern5 | 2010-08-20 00:04

Smile

重い話を続けます。

前にパスポートの色の話をしましたね。

実は色だけでなく、世界的にランクという物がきちんと定められているらしく、日本はやはり一番高いランクの国の一つであるそうです。

物の品質の高さ!教養の高さ!経済力の高さ!!まさしく3K!

そりゃー、そうだろうな、と冷静に他の国の比べても、そう思う事がやっぱり多い。

フロントでよく働いていると、お客さんに、君、何人?と聞かれる事は大変良くある。

そもそもお客様は日本から遠く離れたこんな僻地の砂漠のドバイくんだりでわざわざ働いている奇特な日本人が働いていると思わないので、見かけだと、大体フィリピン人だとか、中国人とかを想像するようなのだ。
「日本人なんですよ。」
というと、お客さんの顔は明るさと驚きで包まれる。
「日本!!」
そうして大体こんな感じに続くのだ。その目は敬意の眼差しにまで満ちているくらいだ。
「日本は最高に美しい国だよ!!僕が昔言ったのは京都と東京と大阪で・・・」
なんてかんじに。

私はドバイに来る前は、そうは言ってもやっぱり反日の人は多いと思っていて、蛇つぼみたいなのを抱えた人とかに、「この、クソジャップがーー!!」とかいって追いかけられたり、アラブじゅうたんを投げられたりするのを想像していたので、正直、それは安心だった。

日本人という事で、見下されるという事は全くなく、同僚も、ビッグなボス達も、私の事をホテルの唯一の日本人ということで特別な目で見ているのがわかる。敬意を払っているという感じだ。レア物扱いとも言える。

私の今のマネージャーはドイツ人なのだが、昔、日本で働いていたこともあり、やはり親日で、私に割と目をかけてくれているのだが、その原因は私の仕事ぶりや性格よりも、私が日本人であるところが多いと思う。

日本人というのは本当に特別な存在なのだ(バリとかハワイではそうはならないだろうが・・・)

しかも、こっちにいる日本人の大半は、大体、電気関係の技術者とか、日本食のシェフとか、技でお金をいっぱいもらって働いている人なので、逆に、現地の人と、誰でも(というより何人でも)出来るような仕事をし、現地の給料で細々と働くなんて(それも日本でも出来るような仕事で、日本の5分の一の給料で!)まさしく、奇人変人、ナンセンス100%。技術者の人は、あまり人前に出ないし、シェフの人も裏方、他に日本人がいても英語力は崩壊レベル。日本人と、アラブで話せるというようなことはまさしく、超レア。要は、微妙な田舎にある、ふれあい動物園のウサギのような存在なのである。

始めはそういうのがとても嬉しかったのだけど、最近はそうでもない。

ひねくれすぎだとは自分で思うのだけど、やっぱり素直に喜べないのは、ドバイにいる私の友人達の多くには、「へえー!君、◯人なんだ!!美しい国だよ、あそこは!」と、言われる機会は無いんだろうな、と思ってしまう事が大きい。フェイリピン人とか、インド人とか、ドバイにはいっぱいいすぎて、今更、もろフィリピン人!という人には、誰も、「君、何人?」と聞く事は無い。

私は日本で生まれたけど、それはたまたまで、私の選択ではなかったのだ。産まれたらたまたま日本だっただけだ。私が頑張ったせいではない。もしかしたら、私が産まれていたのもフィリピンやインドだったかもしれないのだ。それはそれで、悪い事ばかりではないと思うけど、はっきり言って、誰かが、次はインドと日本、どっちに産まれたい?と言われて、絶対インドだね!というインド人はあんまりいないと思う。いたとしても富裕層だけだろうとも思う。

私の今の正社員の給料は、実は五万円にも満たない。安すぎだろ!って文句ばっかり友達と言っているけど、その安すぎの給料目当てで来ている人が大半だし、45度の炎天下の中で、一日中、月に一万円程の給料で、ホテルの庭を整えていたり、窓を拭き続けるインド人、パキスタン人は、ドバイのいたるところにいるのだ。熱射病で死ぬ人なんて山ほどいるだろうと思う。人権を問われるような扱いだが、どこのホテルも会社もやっている事だ。そうして、その一万円でさえも欲しくて、それで働いている人達もごまんといるのだ。人種差別撤廃なんて綺麗事だ。彼らは西暦の2000年が過ぎても、まだ、世界の奴隷だ。

日本の刑務所の囚人や、ホームレスなんかより、もっと酷い。

私がここにきた時、美しさに息をのんだ庭園は、そういう人達の汗と血と涙で出来ていて、日本庭園のように、庭園を愛する人に寄って造られた楽園なんかではちっとも無いのだ。

時々、ここは地獄だと思う。

ちなみにスリャワンなんかの話も明確で、何人と聞かれた時に、「インドネシア人です」と答えると、ふーん、と言われるが、「バリです。」と言うと、「わーお!!君はなんて美しい国から来たんだ!」という、日本人と同パターンになるらしい。

去年に言ったトルコの素晴らしさが忘れられずに、実は4月に再度トルコ遠征にめぐたんと行って来た。旅はいつだって最高だ。私は一生旅がやめられる気がしない。心の打ち付ける、あの衝撃。それを癒す、甘美な日々の小さな、特別な出会い達。ビザ要らずに旅行できる事なんてうっかりすると当たり前だと思ってしまう。

トルコから帰って来たとき、私は夢中になってスリャワンに話した。トルコの人がいかに優しい人達なのか。街角の風景がどんなに美しいか、自然遺跡で受けた感動、料理がどんなにおいしくて、私がどんなにトルコで笑顔に溢れていたのか、全部、全部。でも、スリャワンは時々不安そうな顔をして聴いていて、私の話が終わると、少し考えて彼はこういったのだ。

「僕たちは、もしかしたら別れた方がいいかもしれない、って時々思うよ。」
「えっ?!なんでそういう話になるの?どうして??なんで??」

彼がなんて答えたか、想像できますか?
彼は何の迷いも、絶望も無く、さらりとこう答えたのです。

「僕は、インドネシア人だから。」

その意味が、わかりますか?

インドネシア人は海外旅行なんて簡単には出来ないのです。全然出来ないのです。

私がやりたい事をやって奔放に振る舞えば振る舞う程、私が私である事で、私は彼の心を酷く傷つけていた事に、私は初めて気がついたのです。それでも、私はいっぱい旅行する事を諦められない。この足で、もう何処もいけないと思うと、怖くて、頭がおかしくなりそうだ。痛く無いはずなんか無いのに、さもさりげない風に彼は言った。私は自分の愚かさが憎くて、どぅどぅ泣いた。私が彼にそう言わせ、しらしめたのだ。

「嘘だよ、冗談だよ。泣かないで。ほら、トルコの話をしていた時には、あんなに楽しそうにしていたでしょう、ほら、笑って笑って、えーっと日本語でスマイルってなんて言うんだろう。あれ、日本語の辞書、どこだっけな〜。」

悪いのも、身勝手なのも、いつだって私なのに、いつも私はこの人に助けられてばかりいる。

「えーっ、スマイル、スマイルは〜・・・日本語で・・・あ、あったよ!」

それでもドバイは今日も晴れだ。

「笑顔!」

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# by intern5 | 2010-08-17 04:11

外人


外人って言う言葉、日本にいるとよく使いますね。私もよく使ってました。

六本木って外人多いよね、とか、渋谷の外人のいるバーとか。電話がかかって来て、何言ってるのかわからないと思ったら外人だったよ!とかね。

でも、外人って誰の事なんでしょう?日本人以外の人の事ですよね。でも、それって、あんまりに幅が広く無いですか?外人の多いバーと言った時に想像するのは大体欧米人で、インドネシア人やフィリピン人を想像する人はいないでしょう。国際結婚って憧れる!!という話をするとき、バリ人と将来結婚して結婚式では歯を削られるとか、そういう話は絶対出ないでしょう。逆に外人労働者の不法入国なんていうときに欧米人は想像しませんよね。

心の中では大体何人なのか区別がついているのに、全て外人です。

私は自分が19歳の時に日本語が超ペラペラのアメリカ人の友人がいました。不意に、六本木って外人多いよね、という話を言ったら、彼は怒ったのです。

「ねえ、千夏知ってた?外人って言うのは差別用語なんだよ。」

最近、ホテルで、こんな事がありました。

日本人のお客さんが来てチェックインに来たのですが、私は休憩中。韓国人の子が接客に当たりました。
「あなたは日本人ですか?」と聞かれた彼女は
「韓国人です。」と答え、英語でチェックインを進めようとしたのですが、お客様が英語をうまく話せなかったので、スムーズに行かず、その子も同じ事を何回も聞かなくてはなりませんでした。
ストレスが溜まったのかお客様は連れの方に、「韓国人は馬鹿だからな。」とひと言、言ったそうです。

日本と韓国は隣同士なので、日本ででアニョハセヨとかがサランヘヨくらいは有名なのと同じように、彼女は韓国人と言う言葉とバカという言葉はわかってしまったそうです。

その話を後で聞いて、私は日本人としてとってもいたたまれない気持ちになりました。「千夏のせいじゃないよ!」といわれても、「ごめんね、ごめんね・・・」と言い続ける事しか出来ませんでした。

日本人にしかわからない事というのは実際沢山あると思います。お辞儀の仕方の一つに始まり、上座と下座のルールとか、お客様対応、話の聞き方、ボスの持ち上げ方まで!でも、それが行き過ぎて、日本人には、「日本人の事は日本人にしかわからない」と開き直って、自分たちを至上の民族とまで思っている節が誰かしらあるような気がするのです。

そこに来て「外人」です。お外の人。
よそものは日本人とは違う。よそものに日本人の事なんて、わかりはしない。そういう右翼思想がこの言葉に残っているような気がします。

外人とひとくくりにするには、日本人以外の人口は日本人の何倍もいすぎます。経済的に優位な国でありながら、いつまでも国際化できない原因に、この「外人」という言葉、思想が一役買っているような気がしてなりません。日本人は自分たちの安全な島国で、独自の文化、独自の言葉、そうして、情報の伝達が容易だったため、経済も文化もどんどん発展しましたね。そうして、もう、日本は押せも押されもしない立派な大国です。だから、もうそろそろ、いいんじゃないでしょうか?

「そんな事を言っても外人は外人」と思いますか?

日本の中に、外人という言葉を海外で使われた事がある人は少ないと思います。

今思うと、何で付き合っていたのか完全に謎ですが、ここに来たての時に私は今の彼とは別のチビでブスでハゲのバリ人の元彼がいました。チビでブスでハゲなのに、私はなんだか死ぬ程その男を愛していて、運命の人くらい思っていた程です。ねえ、いつかは結婚できるかなあ、なんて(今思うとぞっとしますが・・・)甘えて言った時にひと言言われたのがコレです。

「それはわからないね。バリ人でない千夏には所詮バリの事なんてわからないよ。」

私は兎に角その男が好きだったので、当時はインドネシア語を勉強したり、バリについての本を読んだり、人にバリの話を聞いたり、バリ人のコミュニティーに参加したり!その末にこのひと言でした。バリもまた、日本とは別の意味で、儀式やイベント、思想等が独特な場所なので、そう心配するのもわかりますが、そんな言われ方はどうでしょうか。バリ人でなければ、バリ人のことはわからない。私はバリの外人だから。

日本にいる外国人の人達というのは、国籍に関わらず、日本にいい印象を抱き、理解をしようとしてくれている人達です。何もかも違うのに、一生懸命、私たちが想像つかないくらい、毎日勉強している人達です。そういう人達を日本人でないからと言って、私たちは、「外人」とひとくくりにして、差別するのでしょうか。

本当にバリ人の事はバリ人にしかわからないのでしょうか?
日本人の事は日本人にしかわからないのでしょうか?
お互い、ただの外人なのでしょうか?

確かにそういうこともあるでしょう。でも、その多くは本当に必要ではないことで、歩み寄ろうと思えば、努力で補える事が大半だと思うのです。そうして得る物は、こだわっていたのが馬鹿みたいな位、素敵な物です。

私の今の彼氏も ’外人’ もといバリ人ですが、日本で付き合っていた誰よりも性格がぴったりで、一年半以上ずっと一緒で喧嘩もしなければ、彼の性格を育ててくれたバリの文化に感謝する事の方が多いくらいです。

ドバイで働いていると、何人、何人というのもいすぎる程いすぎるので、もう、みんな好き嫌いはあれど、協力して歩み寄って、時には争って、国籍に関わらず一緒にいるので、もう、すっかり、気がついたら私は彼らを外人とは思えなくなりました。

ここに私が来たとき、チンプンカンプンの英語を話す私の話に、忍耐強く耳を傾けて助けてくれた友人は外の人なんかでは決して無いのです。一緒に泣いて、叫んで、笑って、ただ、仲間でした。

最近、ドバイにいる日本人と話をした時に「外人」という言葉が出てぎょっとした物です。ドバイに来て、まだそんな事を言っているのかと。

例えば、このブログを読んでくれている人なんて言うのはわずかだろうし、私は誰かを一人説得するのでも必要な文章力もないけど、もし、何かを感じ取ってくれた人がいたら、少しだけ、やめてみませんか。外人と言うのを。

私たちが日常で外国人を見かける可能性って、とっても低いですよね。下手したら一週間に一回とか、2週間に一回。そういう人達をくくる為だけに、区分分けで使うだけでも、なお分は悪いと思う。外人の言葉の由来は、やっぱりただの外の人。そのつもりは無くてもやっぱり意地が悪いです。

誰だって、自分の国は愛しい物です。わかっているなら、国籍で、そう出なければ、せめて、アジア人とか、たぶん中国人か韓国人、とか、欧米人。いっそ思いきって聞いてみてもいい!

あの人外人だ!よりは、あの人、日本人じゃなかった!くらいのほうがまだいい。

彼らは仲間です。

私と私たちの仲間を、どうぞよろしくお願いします。彼らは全然外人なんかじゃないのですから。

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# by intern5 | 2010-08-11 22:54
そろそろ、ドバイで浮き彫りになりやすい、人種差別の事と、それに対する私たち意識について、向き合って、しばらく書いてみようかと思っている。

私はドバイに来るまで、アフリカの貧しい国から来た人とか、住んでいる人達というのは先進国の人達を常に羨んでいて、すっかりしょぼくれているのかと思っていた。そうして、肌の色が白ければ良かったのに!とか思っているのかと思っていて、黒人、白人という言葉自体差別用語なんじゃないかと思っていた。そうしてすきあらば他の国籍になりたいとまで思っているとまで思っていた。

それは、おばか先進国の超勘違いと言うものである。

実はそんな勘違いをしているのは先進国の方だけで、彼らはいつだって自分の国を一番に愛していて、誇りに思っているのだ。

あるとき、お客さんのチェックアウトをしていたケニア人のシーラ(私の超お気に入り)。お客様はアジア人。

と、そこに、割り込むドイツ人。

「おい、早くしろ!俺のチェックアウトを先にしろ!俺はドイツ人だぞ!!」

びっくりするような話ですが、世界には白人優先を堂々と歌っているホテルが未だに沢山あるそうです。そうして、悲しい事に、白人の中には白人至上主義を抱えている人というのがこれまたびっくり。いーっぱいいるのです。

そこは私のお気に入りのケニア人。ひと事言ってやった。

「私はケニア人よ!横にずれて、順番を守りなさい!」

しーん・・・その迫力に誰も物が言えなくなった。

ドバイに来たとき、私は黒人をあまり見た事が無かったので、ロッカーで着替えていたある日、黒人も足の裏と手のひらは白いというのをまじまじと気づいて、じろじろ見てしまったことがある。それに気づいた友人のカーラ(モザンビーク人)

「うふふ、千夏、何も知らないのね。手のひらと足の裏は白いのよ。ほらほら〜。」

と笑って、気にする様子もありませんでした。

そうして、この黒人女性、大半の女性が超スタイル抜群。巨乳!ぷりっと上がったまんまるのお尻!
はっきり言ってケニア人などの黒人男性は欧米人とかアジア人なんて目もくれず、本命はやはり黒人女性に行くのが王道である。他は眼中ないからだ。

あるとき、フロントにお金の両替に来たアン(ケニア人)のために、かがんでお金を用意していると、彼女は唐突に「オーマイガッド!!」と言った。こんなに忙しい日なのに、今度は何の事件だ?!と思ったところ、
「ちょっと、今、あんたがかがむからシャツの隙間から胸が見えたけど、あんた、全然胸ないじゃ無い!!少ないどころか、ナッシングね!!」
こんな忙しい日に、全く余計なお世話である。
「でも、あんたの尻はケニアでもいけるよ!!ベリーグッドだよ!!」
要らない情報をありがとう。
「ま、千夏は頭いいから、胸無くたってオッケーだよ!!あっはっはっは。」
トドメだ・・・。

うちのパークは超高級ホテル。空港に近いので、半分以上のお客様はビジネスの方である。人間お金を持っていれば持っている程細かい人が多い物である。そして忍耐が無く、切れる!!超素早く!!風よりも早く!!あるとき、そういうお客さんについてシーラと話をいていた。

「彼らの人生は、ひと言で言うと、哀れよ!」
「え?」
「お金があったって、彼らは細かい事に腹を立ててリラックスなんて出来ないし、いつもイライラしているみたい。あったらあったで、超ケチだし。私は子供はケニアにいて寂しいけど、大好きな夫と二人で働いてて、あんなにきりきりしないし、ドバイでの稼ぎがあれば、ケニアでは結構なお金だし。可哀想な奴らだわ。」

人に寄って何を幸せというのかといういのは違うけど、そういう事について私は何度も考えさせられる。

はっきり言ってドバイはご飯はまずいし、気候は最低、給料はマックのバイトよりも悪いし、日本と比べると何一ついい事なんて無い。でも、私が日本にいたとき、私はやりたい事、海外で働くという夢をくすぶらせて、我慢ばっかりしていたので、ちっとも毎日楽しくなんか無かったのだ。お金があっても、お酒ばかりのんでどんどん使っていた。その頃を思い出すと、今の方が私は全然いい。

私はよく、なんで貧乏なバリ人なんかと一緒にいるのかということをよく聞かれるけれど、高級なディナーも、飲み会も、おしゃれなバーも、もう私には必要なくて、私はバリ人が間違えて冷凍庫に入れちゃったビールをお湯で解凍した超変な味のビールを皆で乾杯してへんな味!って笑う方が私は楽しい。でも、大体女の子はお洒落なバーの方が好きだ。

高級バッグや指輪なんか貰ったときより、バレンタインに[大好きなリンツの一口チョコレートと一輪の薔薇が、私のぬいぐるみの隣においてあった時の方がずっと素敵だ!でも、多くの人が喜ぶのは前者の方だろう。

でも反対に世の中にはお金に命をかけられる人だっているのだ。ホテルで10円単位まで値切って成功した事に至上の気分に浸る人もいる。でも、私は時間のむだだと思う。

人間、いつかは死ぬ。

死んだ時には八億円のダイヤも、油田も、巨乳美女も持って行けない。息が止まって一人で死ぬだけだ。でも死ぬまでも死んだ後も、私は私。私の心は私が一緒に連れて行く。私は、私の人生に満足したハートを最後には一緒に連れて行きたい。私だけの幸せをいっぱい刻み付けてから、連れて行ってあげたい。

国籍が違っても、やっぱり貧富と幸せの度合いは比例なんかしない。

私には私の幸せを。
シーラにはシーラの幸せ。
あなたにはあなたの幸せが、いっぱいありますように。

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# by intern5 | 2010-07-22 15:35

ホテル見学のすすめ

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兎に角、私がここに来る前は、ホテルなんて言う物はまるで縁がなかった。旅行は良くしていたけれど、せいぜい旅館レベルの所しか泊まった事は無かったし、一度だけ泊まった箱根プリンスでは、ベルボーイに、

「あの、私の荷物、本当に重いんで・・・」

などと言い続け、今となってはかなり恥ずかしい経験だった・・・。
(ちなみにベルマンはもちろん重い荷物なんて慣れっこなので、私のリュクサック一つ等、まるで大した事はないのだ・・・)

というわけで、何にもわからない状態で来て働き始めたので、自分のホテルが普通のように思ってしまうのだが、これは大きな間違いである、ということにようやく気づき始めるのが大体6ヶ月頃だった。

一番いい経験は、バケーションでめぐたんとトルコに行って、自社ホテルに泊まった事!自分のホテルのいい所も悪い所も比較してみんなわかる。

「うちのホテルだったらこうなのに!!」
「おお、これはこうなっているのか。」
「こういう言い回しもありなのか!」

などなど。

一週間いたトルコ旅行の中で、感動したホテルエピソードを書こうと思います。

一年の勤務を終了した者には世界各国の自社ホテルに無料で数泊できる!という従業員特典があるのですがトルコを旅行した時は一年終わっていなかったので、従業員価格を払って自社ホテルの姉妹ブランドのホテルに一泊だけする事に。

でも、せっかくホテルに働いているので、見学だけでもイスタンブールにある自社ホテルを見たい!!ということでめぐたんと二人で御訪ねした。

同じ系列のホテルと言ってもイスタンブールのパークは90室とかなり少なめ。そんな事も知らなかったので、ちょっと受付に寄って地図を貰おうとした所、受付の男性は言った。

「小さなホテルなので、残念ながら地図は無いのですが、よかったら僕がホテルの中をお見せしますよ!」

そしてきらりと光る笑顔。ほ、ホスピタリティー!!

いやいや、しかし、こっちだって従業員なのだから、そうそう仕事の邪魔をするわけにはいかない。
「いやー、実は、私たちはドバイの支店で働いていて、ちょっと中を見せてもらいたいだけなんです。」

と、普通なら、ああ、なるほど、といって、適当な世間話でもしてバイバイあとはご勝手にの所を彼は違った。

「そうなのか!トルコへようこそ!!是非僕にホテルの中を案内させてくれ。」

な、なんと、あ、あなたは、紳士かよ?!

その時のレセプションは彼ともう一人しかいなかったのに、何の迷いも無く、なんと、レストラン部屋、プールなど、全て見せてもらった上、

「そうだ!せっかくだから、なにか軽食でも食べて行くかい?!」

どんな黄金ホテリアだよ!!

ということでお言葉に甘えて、私とめぐたんと三人でビール+おつまみを頂きながら(彼はソフトドリンク、業務中なので)ホテルの愚痴等を行ったり、トルコの話を聞いたりして、盛り上がった。その間中近づいてくるウェイターやウエィトレスがあるたびに、彼は、

「やあ、イブ、彼らはドバイからの同僚なんだよ!!」

と紹介していた。そして、その同僚にも光る笑顔!

「まあ、トルコにようこそ!!ゆっくりして行ってね!!」

一銭も払っていない、客でもない、どっかからきた同僚っていうだけに、よくもここまで出来るな、と思うくらいの、完全なホスピタリティー!!しまいには、

「あ、社長、彼らは・・・」

社長もかよ!!!

チベット人と言う社長(GM)まで超フレンドリー。

「やあ、君たちトルコはどうだい?」
「最高です!!」
「このホテルはどう?」
「完全に完璧に最高です!!サービスが凄すぎます!!」
もう、目が、その受付のジェントルマンのホスピタリティーに対してハートだった。
「はっはっは、まあ、俺のホテルだからな。」
「・・・!!(ナルシスト・・・?!)」
「なんちゃって。ではこれで失礼するよ。何か僕に出来る事があったらいつでも言ってくれ。では、トルコ旅行を楽しんでくれ。」
「ははーっ!!」

自分のホテルの社長とだって、こんな風に話した事は無いのに、何もかもサービスの格が違いすぎる!!

「では、僕もそろそろ失礼するよ。トルコを楽しんで行ってね。」

びっくりしたのが、彼がひと言も自分の名前を言ったりせずに、さっと去ろうとした事。サンキューレターとか、チップとか、なにも期待していない、心からのホスピタリティーだったのだ・・・!!

あ、あなたは、神ですかーーーーーーーーー!?

流石に引き止めて名刺を貰おうとしたら、なんと、彼は名刺も無い、ただのチームリーダーだったのだ。あまりにも完璧なサービス過ぎるので、私とめぐたんは絶対にマネジャークラスだと思っていたのだ。うちのマネージャーよりすごいホスピタリティーなのに。

ドバイのホテルに帰ったら、私たちも接客をもっと頑張ろうと、メグたんと私は誓い合った。やっぱり、いいサービスを自分が受けると、それをしてあげようと、自然に思うもの。

ちなみにドバイに帰ってからいかに私が感動したかを、私のアシスタントマネジャーに話した所、「とか言いながら、その人、絶対チップ狙ってたってぇー、はっはっは。」のひと言。まじでお前とは格が違うんだよ、と思い、完全にしらけた私。

皆さんも特別な休日は是非イスタンブールへ!!!!
ドバイではなく、イスタンブールへ!!!
(いいのか、それ・・・)

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# by intern5 | 2010-07-18 00:15