海外で働いてみよう!    トラジャルインターンシップ    http://www.trajal-internship.jp/ 


by intern5
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私の大親友について



友達大好きな私。日本にいたときも、一人じゃ何も出来ない私を支えてくれたのはいつも親友達だった。日本を出る時に、私はこの人達無しでひとりでやって行けるのか・・・?!と思い、

とも〜!!修作!!栗ちゃん・・・!!ともぴー!!のどかー!!

と泣く泣く親友達を後にしたのだが(情けなさすぎ)所変われば、新たな出会いもあるわけで、幸い地球の裏側でもまたまた大親友に恵まれた。日本人のめぐたんにはもう、頭が上がらない程お世話になっていますが、今日は国籍が違っても仲良しなバリニーズ二人を改めて紹介。

まずは、ミスターピュアのスリャワンさんです・・・!!ぱちぱち。

純粋きわまりないスリャワンに対して、彼が純粋な分だけ、何故か私は酷く残酷な気持ちになる日がある。あるとき、何気なくバリ人の特質について言及するつもりが、ついついきつい言い方に。

「だいたいさあ、バリ人っていうのは努力をしないよね。例え昇進の機会があってもここぞとばかりにつかまずに待ってるだけ、成り行きまかせなところがあって、自分でチャレンジしないよね。」

何もそんな言い方をしなくても良かったのに・・・!!私の馬鹿馬鹿〜!!と思っていると・・・

「千夏、それはとても考察深い考えだね!」

などとピュア100%な回答が・・・

「ごめん、なんか私言い過ぎたね・・・。」

結局私が気づいて自分で謝ってしまう。

「いや、それはとても的を得ているよ!千夏はとっても観察力に長けているね!!」

などとなり、ピュアと言うか、彼が大人なんだと思うが、もう、言い争いにさえならない。彼は絶対に人の言う事を悪く取らない。すごくポジティブに取って、逆に人を褒めたりする。

また、ある時、360度回転する展望レストラン(ハイアットリージェンシーなのでスタッフディスカウントあり・・・!)に行くと、

「千夏、これは僕たちが動いているのかな、それとも、壁が動いてるのかな・・・。」

とひと言。ちょっと馬鹿すぎな気もしますが・・・

「いや、景色が動いて見えるんだから壁だけ動いているわけ無いでしょ・・・!!よく考えてよ・・・!」

とまたしても後悔するのは自分なのにきつい言い方をしてしまう私。うお〜!!なんで私はこんな意地悪なんだ!!と行った瞬間に気づいてももう言葉は取り戻せない。そんな時のスリャワンのひと言。

「千夏はとっても頭がいいよね・・・!僕はそうでもないから、よくかんがえてみないとわからないよ。千夏は本当に凄いね。僕は、千夏なら、将来どんな仕事についてもきっと成功するって信じて疑わないよ・・・!」

これ、ちなみにいやみじゃなくて、心から感激!みたいな言い方をする、彼は。私の人生で出会った中でも、ナンバー1くらい人間で来ている人です。フレディーも彼がベストだね、とよく言っている。

いらいらして、私の態度があまりよくなくて、後で謝っても、

「千夏は疲れてるんだなって思ってたよ。だから大丈夫だよ。」

とか言う。ガンジー?

お次は驚愕のフレディ。

何が凄いって、この人のフレンドリーさは世界に広がる。始めたあったときから既に彼は笑顔だったし。ホスピタリティーのバリニーズ代表。彼はプールバーで働いている。

うちのVIPでなかなか気難しいドイツ人の方がいて、ダイレクターも手を焼いている人がいるのですが、そういうお客さんを見ては、

「Hey, Dr. Green (仮) ! What's up ?!」

と言っているのを発見。わたしく、ゲストリレーションでプールで挨拶回りをしていたので大変びっくりしまして、ぬお〜!!!貴様!!VIPにワッツアップかよ!!なんてことをぉー!!と思ってものすごくひやひや。

「いやー、この暑さは年に答えるね。」
「まだ若いっしょ、このこの〜!!」
客の脇腹を小突くフレディー・・・っていうか、脇腹の肉を、つまんでいる・・・!!

「(フレディーったら〜!!その人はダイレクターのお客さんなのよ〜!!)」

「そんなうまい事言ったって、チップあげないぞ〜。」
「あはは、がっかりだぜ!!」

「(正直すぎだろ・・・!!がっかりすんなって、フレディー!!お前の未来は明るいから!!)」

その後暫く話していたようなのですが、お客さん、終始笑顔。最終的にはなんと100ディルハム(約3000円)のチップを貰っていた・・・おそるべしフレディー・・・

その後も・・・

「いやー、プールサイドでチョコレート食べようと思ったんだけど、コレじゃとけちゃうねぇ(ちなみに某高級チョコ)」
「冷蔵庫で冷やしといてあげるから、一緒に食べよう!」

「(お前が食うなよ!!)」

「君、面白いね〜。いっそ箱ごとあげるよ。」
「ラッキー!サンキュー!」

などなど、映画チケットを貰ったりしたときもあり、おこぼれちょうだいでスリャワンと3人で見に行った事も・・・。一度レセプションにフレディーが新聞を取りに来た時、お客さんがフレディーを発見し、

「いえぃー!!フレディーじゃーん!!ヒュー!!クールだぜー!!」
と大興奮し、ディレクター(かなり偉いです、ちなみに・・・)も唖然としていたこともあるくらい・・・

「ま、これがフレディーっていう男よ。」
「フレディ〜!!」
「最高だね〜!!すごいよ、フレディ〜!」

と、ことあるごとにスリャワンと一緒に崇拝している。ちょっと真似は出来ないけど陰ながら尊敬しています。

結局何処に行っても親友に支えられて、相変わらず私は一人じゃ何も出来ないって言う話です(笑)

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by intern5 | 2009-10-18 03:21

最後のお米伝説

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衝撃の話を聞いた。

大好きなバリニーズの可愛いプトゥ。
ポッケに入れて歩きたい妖精のような男の子です。

交通事情も悪いバリで、彼が6歳くらいの時に大好きなお母さんが足の骨を骨折。当時彼の父は仕事がなく、母の収入だけでやりくりをしていたので一家無収入に・・・!

ちなみに、
「お父さんは失職したの?」
と聞いた所、
「ううん、辞めたんだよ。」
と、しれっと言ってたので、そこのあたり、本当に時々フリーダムすぎなバリニーズがよくわからないんですけど・・・妻と、子供二人いるのに仕事辞めちゃう父って・・・

そんなわけでプトゥが家族のご飯を作る事に(父は何してるんだろうか・・・)

ある時、ついに食料が底をついてしまい、最後の米をお母さんのために炊いたのに、失敗し、どろどろになって食べられなくなってしまいました(6歳ですからね・・・)

「僕は泣いたよ。お母さんはご飯を食べないといけないのに、最後のお米が駄目になっちゃったからね。」

戦時中?!って思うような衝撃の貧しさで、心臓発作級に驚きました。

「だから僕は隣の家に言って、お米を下さいって言いに行ったんだよ。」

お米を下さいですか・・・

「そうしたらね、隣の男の子は粋がっている奴だったから、昔僕が殴った事があるコだったから、ビビって、すぐに持って来てくれたよ。」

男の子ってこういうちょっとした自分の武勇伝好きですよね

「お米をこーんなに持って来てくれたんだよ!」

こんなにと言ってもどう見てもせいぜい1kgくらいにしか見えないんですが・・・

「隣の家はリッチだったから、何でもあったんだよ。」

リッチってどれくらいリッチなんでしょうか・・・私、本当に日本人で苦労知らずで、ごめんなさい・・・。なんかお母さんに、何でお菓子ないの!とか、言ってた気がする・・・

「しばらくしたら、僕も別荘の管理をする仕事を見つけて(当時六歳・たぶん小僧みたいな仕事)お母さんも立てなくても出来る内職を見つけたからやってけるようになったんだよ。」

・・・親父は?!
ねえ、親父は何してるのさ・・・?!

いや、本当に衝撃でした・・・
私がお前を一生食わせてやるよ・・・!とでも思わず言いそうになりましたよ。
(バリの平均月給約1万5千円から2万円くらい。)

日本人は、もっと日々豊かさに感謝しないといけないですね・・・

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by intern5 | 2009-05-01 16:32
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なんだか、バリニーズガイの話ばかり書いているのですが・・・。何故、ドバイなのに、バリニーズガイの話ばかり書くのかと言うと・・・ドバイにはドバイ人が、ほぼいないから・・・会社に3人しかいない上に、特別な部署にいるので接点無し。同じナショナリティーは、同じナショナリティーで固まりやすいので、固まっても他国籍をウェルカムしてくれたバリ人といつも一緒にいるわけです。

ドバイの特別性はここにあって、みんな、ほぼ何処の国籍も、出稼ぎか訳ありで来ているので、みんな基本的にいつだって国に帰りたいんですね。それが第一。だから、語学が喋れようが、そうでなかろうが、お金が得られればいいわけで、別に余暇の時間に勉強!なんていうのは数少ない先進国の人だけなんですね。だから、みんな同国籍で固まります。別にドバイが好きで来てるわけじゃあ、全然ありません。

人と人とが集まれば、世界中みんな仲良し!なんて、そんな綺麗事は正直なく、やはり、この国籍はあーだこーだ、っていう、政治的な問題も含めて、割とネガティブな偏見問題は根が深いですね。わたしが割とブルーになる時は、語学や環境と言うよりも、ここら辺に原因があったりしますね。

もう、日本人なんて、相当政治に適当でプラプーラですからね。色んな意味で浮きまくってる、特別な人種だと思います。日本人が、人類皆平等!とか言っても、偏見が少ないと言うよりも、単に無知なだけがしますね。そのつけが今回ってきただけなんでしょうが・・・

「そんな風に考えるのはやめなよ!人種差別だよ!」
なんてうかうか言えません。正直、馬鹿丸出しという感じです。日本は島国で、60年前に戦争に負けてアメリカに守られ、他国との大した小競り合いもなく過ごして来たので、国際情勢が他人事なんでしょうね。国籍を隔てて、同じ大陸に住んでいれば、やはり、それは大変な歴史があったのです。

時々そういうのがグーッってきて、誰もせめてないのに、なんだかいたたまれない気持ちになります。日本人ってなんなんだろう?何のつもりだろう?という気持ちになります。無知なくせに、語学やりたいとか、そんな余興で海外なんて来てしまって・・・!とか。時々すごく他の人に申し訳ない気がする。だからって、私がインド人だったら良かったのに!!とか、何故私はロシアに生まれなかったんだ?!なんて事は思いませんが・・・わたしも自分の心に無理せず、休日は日本人の友人と過ごす事もかなり多いです。留学なのにわざわざ日本人と一緒にいなくても、なんて、もう言ってられないくらい、正直そうでもないとやってられない時があります。

(どうでもいいですけど、モロッコ人だったらよかったのに!って思うときは時々あります。豊かな国土に住んでいて、アラビア語、フランス語はペラペラ。人によってはさらにスペイン語が堪能で、ここで働いている人はもちろん英語も。そして国を深く愛しています。彫りも深くて美人多いし・・・!)

わたしの好きなバリニーズに話を戻します。

バリの主な収入は観光産業。うち、80%の観光客は日本人。豊かな国に住んでいて、お金を自国に落として行く日本人。それってどういう気持ちなのか、よくわかりません。正直、私がバリ人だったら、
「お前らリッチなんだから、もっと俺の国にお金落とせ」
くらい思って、なんだか卑屈な、嫌な気持ちになりそうだけど(心が狭いから)どういうわけか、そうはならずに、バリ人の親日はものすごく高い。

バユのように、俺は日本人女性と結婚したい!なんて思っている人はすごく多いらしくて、実際に日本人女性がバリ人と結婚するケースはものすごく多いらしい。なんか引かれあう物があるんでしょうね。というよりも日本人はせかせかしていて疲れているから、こういう心が海のように広くて平和なバリニーズに、コロッときちゃうんでしょうね。もう、これはお金で買えないものナンバー1ですからね。私も今後はマスターカードのCMを見て、「お金で買えないものがある・・・」というのを聞くたびに「バリニーズ!!」って思うでしょう(どうでもいいですね。)

他の国籍の人は、割と、
「日本人と結婚したら、日本人のパスポート(優位)がゲットできるからラッキー」
ということを思っているのですが
(悲しいですが、本当に多いです。「日本人のパスポート欲しい人!」って募集すれば、千夏はすぐに彼氏が出来るよ、というブラックジョークを言われたこともあり、笑えませんでした。それが現実です。)
不思議な事にバリニーズは、そんなことも考えず、
「日本人と結婚して、バリで一緒に暮らしたい」
のだそうです。理由も日本人って美人だし、頭よさそうだし、と割と適当。

私が日本人だから仲間に入れてくれるのかと言ったら、そういうわけでもなくて、タイ人とかもたまにゴロゴロしているし、別に私、みんなと一緒にいても何もしないし、ただ、一緒にいてくれる。

そんな懐の広さに、わたしは心底惚れきっていて、もう、本当に大好きで大好きで、仕方ない。感謝なんてしきれない。ただ、そばにいてくれるという優しさがすごく暖かい。彼らは絶対私をのけものにしない。それは、特にここではすごく特別な事。

断言すると、日本人には絶対にこの懐の広さはないと思う。日本人だけじゃなくて、他国籍でもそうですが。「やっぱり最後は家族」現象っていう、無意識下右翼現象ですね(何だそりゃ)ほら、会社とか、学校にも一人くらい留学生っているでしょう。でも、肝心なとき、大事な話がある時とかって、結構避けてしまったりすると思うんだけど(微妙にコミュニケーションが取りづらいのが面倒くさくて・・・ってわたしも昔思っていました)バリニーズガイズはぜーったいにそれをしない!むしろ肝心なときこそ、わざわざ呼んでくれたりする。面倒くさがりもせずに、これは、こういうイベントだから、千夏にはわかりづらくても、俺たちに取っては大事なイベントなんだ!千夏は仲間だから、一緒に祝わないといけないよ!(義務?)と言うような感じ。

そんなわけで、ドバイのブログのはずが、愛して病まないバリニーズガイズの話ばかり書いてすみません。でも、結構コレが、リアルなわたしの留学状況だったりします。やっぱり手探りで始めた友情なので、一人一人思い入れがあって、ガイズ紹介編なんて書いてますけど、ちなみにバリニーズガイズ、めちゃくちゃ多いので、書いても書いてもまだいます(笑)ありがたいんですけどね(笑)

そんなわけで、一人で勝手に書いてて自己満足みたいになっていますけれど、こんな日記でも、読んでくれている人がいたら嬉しいなあ、なんて、そんな風に思っています・・・!

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by intern5 | 2009-04-27 15:36

大切なのは言葉じゃないんだなあって思う。なんかアニメとか、プレステのRPGとかに出てきそうな、ありふれた言葉だけど、これほど実感する経験はないと思う。

相変わらず大好きなバリニーズ・ガイズ。中には英語を殆ど喋れないくらいの子も何人かいるのだけど、その人の喋り方(バリ語)、私への接し方でそれぞれの性格がしっかりわかる。時間はかかっても、ちゃんとわかっている。

一人は、英語を喋れないと言う劣等を私を始めとする周りの皆に知られないように、一人は英語を喋る恐れの為に、一人は本当に無口のために。

ブラッシンは語学の違いに寄る勘違いを招く事を恐れて、またシャイな為に英語をあまり喋らない。仲間内で自分の言葉ばかり喋っていて殆ど英語を喋れないのだけど、私を妹のように思ってくれてるのが私にはちゃんとよくわかる。パソコンを使うのに、コンセントを探していると、仲間内で話が盛りあがっていても、自分が使っていても「ここを使うといいよ」と言う。

ギターを目で探していると、使いやすい方をすぐに渡してくれる。

インドネシア式のHow are youで、もうご飯食べた?というのがあるのだけれど、まだ、と答えると、じゃあ、なんか作ろうと言って、パパッとごはん作って、人が食欲あろうがなかろうが、出来た、出来た。食べよう食べよう、だってご飯ができたんだもん(強引)と言って食べさせるのも彼。

まだ食べていない=食べなくてはいけない、という、なんともシンプルな図なのだけれど、ちょっとそれはお母さんみたいでおもしろ嬉しい。

私が悲しそうな顔をしていると、私に聞かないまでも、友達に、千夏に何があったんだ?と言って、とっさに確認して言葉なんか喋れなくてもフォローしようとするのも彼。自分が何があったのと聞いても私の英語が聞き取れないから、確かな言葉で、確かに英語がわかる人から、確認しようとするんですね。

私にだけじゃなくて、ブラッシンは皆に対してそんな感じ。もともとすごく喋る人ではないようだけど、みんなのお兄さん的な存在。

ある時、ガイズの間で凄く話が盛り上がっていたのだけど、もちろん私は全然わからなくてぽかんとしていると、ブラッシンが振り返って、

「もう、なんで千夏がバリ語を喋れないんだろう」

って言ったんですね。心から出たみたいな英語で。

責めるようにではなく、千夏がバリ語を喋れたら、千夏も一緒に笑えるのに、っていうふうに。もっと俺も千夏と喋れるのに、って言う風に。

もちろんそんな事を言われたって私がバリ語を喋れるようになるわけではないのだけど、もう、本当に嬉しくて。その気遣いが。その暖かさが。

だって、どうでもいい人にはそんなことは言わない。私の事をすごくわかろうとしてくれている。

日本にいた時の私は、細かい言葉の端々に傷ついては泣き笑い、小さな心をぶらぶらもてあましていたのだけれど、私はみんなのハートを、みんなは私のハートの在処をしっかり捉えている。

もし、例えば、なにかがわたしにあって、いつも喋ってばかりの喉が掻き切られたり、ただれてしまって、この声が失われていても、それでも、私は困る事はないのかもしれないと時々思う。大丈夫かもしれない。私の言いたい事は、私のハートから、しっかりいつだって伝わるのかもしれない。

英語、基い、コミュニケーション範囲を広げるためにドバイに飛び出した私だけど、コミュニケーションという原点に回帰した時、まったく逆でありながら、最も重要なものを得たような充足した気持ちになる。

それは、実は何よりも尊い物なのかもしれない。

英語が喋れなくても日本語喋れなくても、何も喋れなくても、私はここにいるって思えるから。大丈夫、わたしのハートは、ここにある。

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by intern5 | 2009-04-20 07:20
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ニックはいつもまっすぐ前を見る。誰よりも心が純粋で、そして繊細で、きらきら光る脆いガラスでできた、ぎりぎりの細い美しい線のような、綺麗な男の子です。なんだか、その綺麗さは日本人がとうの昔に無くしてしまったりしたものであったりもして、宝物や宝石みたいな人でもある。うまく形容できないけど。

誕生日に携帯電話が壊れてしまったニック。
「誕生日なのに、がっかりだね」と言うと、
「そうでもないよ。まだ生きてるもん。」

ニックはつまらない愚痴なんて言わない。どんな時も。

「どんな女の子と付き合いたい?」と聞くと
「シンプルに、女の子だよ。その子の性格がどんなでも、ぼくはわかってあげるために努力をするし、絶対に守ってあげるよ。」

わたしは、そんなに尊い言葉を聞いた事は無かった気がする。
ニックは心に尊い物を一杯持っていて、それは時々言葉として溢れ出す。

「ニックはヒンズー教だよね。わたしは無宗教だけど、それを間違っているとか、他宗教の人を見て、どんな風に思うの?わたしはよくわからないんだ。」と言うと
「間違っているなんて思わないよ。僕たちはね、学校で一番始めに習うんだ。それぞれの宗教をけなしたり間違ってるって思わずに、お互いを尊重しあうようにって。」

日本の教育はレベルが高いと思うけど、それを聞いて、一番大切な授業を日本の義務教育は欠いているんだな、と思わずにいられない。

「朝から何も食べていないけど、なんかお腹空かないんだよね。」と言うと
「それは健康によくないね。じゃあ、僕はもう食べたけど、千夏の為に何か作って一緒に食べるよ。そうしたら千夏も食べるでしょう?」

というのもニック。涙が出るくらい優しくて、辛いくらいだ。

「ねえ、たぶん千夏は変に思うだろうけど、僕は実家のバリに帰る時は、お父さんと一緒の布団で寝たり、お母さんと一緒の布団で寝たりするよ。でも、全然恥ずかしいなんて思わないよ。」

そうだね。わたしももし将来息子や娘が生まれたら、そういう母親でありたいなあ。
同じ家族なのに、成長したからって一緒に寝たら恥ずかしいって、そういえば、誰が決めたんだろう。

「そうやってお母さんやお父さんと一緒にいるとね、ぼくはもう25歳だけど、それでも、まだ子供の気持ちになるんだ。でも、それはとてもいい感じだよ。」

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そしてニックは今日もギターと一緒に言葉を乗せる。時々あまりに彼が真摯なので、私はいつかそれがぶっつりキレてしまうのではないかと心配になるのだけれど。絶対そのタイミングは見逃す物かって思っている。何かあったら、私だって守ってやるんだって思っている。かつて私でさえも失ってしまった、その尊さを。

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by intern5 | 2009-04-05 17:37