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海外で働いてみよう!    トラジャルインターンシップ    http://www.trajal-internship.jp/ 


by intern5
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さようなら、ドバイ・・・!_e0162920_21261152.jpg


ブログ的に超唐突で、実は、実際の所唐突でもなく、きちんとプロセスがあったのですが。私、2月いっぱいで、仕事を辞職し、ドバイを旅立ちました。

本当にこの二年、疾走!っていう言葉が似合う程色々あったのを無我夢中で駆け抜けた!という印象。

最後の一ヶ月は、現実的な、銀行締めたり、寮の大掃除してチェックに備えたり、昔のボスに挨拶に行ったり、でばたばた本当に忙しく、本当にあっという間だった。

ドバイで一緒の働いている同僚は、前にもいっぱい書いた通り、結構生活の為に働いている人が大多数。みんな、ずっとドバイで働いていく人ではなく、みんな、次へのステップアップの為に実家から遠く離れたドバイに働きに来ている。人が来ては去って行くドバイ。私も何人もの同僚の背中を見送った。そうして、いつか自分の番が来る事を考えてはいながら、じゃあ、次はどうしようと言うことになると、先が見えない思いだった。

私は何回も転職をして来た。今回、二年前にこのホテルに来たのはどんなにレジュメがひん曲がろうが、私の海外で働きたいと言う夢が折れなかったからだ。そうして私はその夢を叶えた。

ホテルをやってみて思ったのは、そう嫌いではないけど、一生したい仕事ではないということ。

本当に色々迷った。この年になって仕事とか辞めていいのか迷った。本を読んだ。人と話をした。一生懸命考えた。

でも、自分の五年後を想像したとき、ものすごくトントン拍子でマネージャーになったとしても、それが将来に目指したい、なりたい物では全くない事に気がついた。

ホテルのいい所は、いろんな拠点で就業できる事!日本人の欲しい所だったら、多分どこでも。好きな所に行く為に、特に英語圏に行くと言う目標を叶えるために、ホテルを続けると言う選択肢も考えた。でも、結果的にいつかまた、ホテルからキャリアをチェンジする事になるのだったら、今から新しいキャリアを始めないと、年ばかりとって、やりたい時に、チャンスが無いかもしれない。

このブログを始めたのは、留学してすぐに思った、「兎に角やってよかった!」って思えたから。そして、このブログを読んで少しでもヒントを得て、後に続く人が出てくれると嬉しいと思ったから。

だから、あまり、私にはホテルじゃなかった、っていうのは書きたく無かったのだけれど、正直な所だから仕方ない。そして人を励ますどーこーの前に、私だって、私のやりたい事に向かって勇気を振り絞らないと、とも思った。

私が一番やりたい事は何だろう?本当に英語圏に行く事か?いつかは辞めたいホテル業で?そういうのを考えるのは簡単じゃなかった。

小学校から学校を終えるまで、考えてみれば私の夢は尽きる事は無かった。そして大人になると、どこかから不思議な力が私を圧迫して、それが全て不可能のように思わせてしまった。そして私はつまらない会社員になった。私だけじゃないんじゃないかと思う。この世の中に夢を叶えた人はどれだけいるのだろう。

小学校のとき、小説家になりたかった。でも、たった一つの小説でさえも書ききるということが今の今でも出来てない。始まりだけの小説が30個くらいだけあるばかりだ。高校生のとき、グラフィックデザイナーになりたかった。大学受験に失敗して、私はそれを諦めた。卒業したとき、留学したかった。経済的な理由で諦めた。専門学校生のとき、ファッションデザイナーになりたかった。学校が合わなくて中退し、会社員になった。

夢を叶えるという事は、夢を見るだけではなく、それに向けて継続的な努力をしなくては行けない。前者の方ばかりあって、私は、いわゆる口だけの人間でそんな自分を恥じた。

きちんと小説を集中して書けば、今だって書ききれるはずなのに。大学受験に失敗したからって、おわりではなかっただろうに。その道の専門学校に行く事だって出来た。経済的を理由にして諦めた留学も、5年後に出来た。それも、まったくたいしたことの無い額で。もっと早く出来たはずだった。学校が合わなければ、本当にやる気があれば、精神的に崩壊するまで無理に耐えなくたって良かったけど、学校をかえれば良かったのに。

やりたい事は、何だって今出来る。

今。

10年後になっていたい自分を想像した。今は留学したいけど、その先は見えないじゃなくて。最終的に私が何を諦めても目指したい物は、ずっと前から、最後の夢だったデザイナーを諦めてから一つしかない。

私は、自分で自分を誇れる、心の優しい女性になりたい。そして、いつかは誰かを守れるくらい強い人間になれない。

綺麗事のようだけど、ここ5年くらいかな。ずっとそう思い続けている。私はさんざん投げ出しまくった自分が嫌いになってしまったから。今、私は一つでも夢を叶えたから、ちょっと自信がついて、ちょっと前よりも自分が嫌いではなくなった。

人生は一度だけ。

自分のしたい仕事がしたい、自分のなりたい自分になりたいと思った。

そうやって大きなスパンで考えた結果、自分の本当にやりたい事が見えて来た。

1. 英語に関わる仕事がしたい、そしてもっと上達したい
2. 専門的なスキルを手に入れたい
3. 文章を書く仕事をしたい
4. 自分のセンスを生かしたい
5. 世界の何処にいても出来る仕事をしたい

そんなわけで、こんな堂々と書いていておきながら、変わりっぽい私のことなので、いつプラン変更になるかわかりませんが、英語を使う仕事を日本でしながら、貯金しつつ、翻訳の勉強をしてみることにしました。本好きだし。バックグラウンドのITのスキルも生かせるし、ずっと大好きな英語勉強しながら、モチベーションを保てるし、私、いつまた日本を出るかわからないし!ま、日本帰れば、ついでに、やりたいこともあるし。ドバイで二年もいたせいで、日本でないと出来ない事もたくさんある事に気づいたのだ。だいたいつまらない事ですが...ま、いい意味で。貴重さに気がついたと言うか。

去年の三月に妹が卒業式の写真を送ってくれた。写真は母と妹だけだった。私はそこにいなかった。酷くさびしかった。家族の大切な瞬間に私の存在が無かった事が。

毎年四月になるたびに、故郷の桜を思い出しては、郷愁にかられていた。

日本なんて好きじゃないとか言いながら、ドバイにいても、何かが私の心を祖国と繋いでいるのを強く感じた。

ようは、帰り時なのだろう。

秘本で会いたい人多すぎ。幸せな事だ。

それでも、辞表をだした後から、急にドバイのいい所ばかり頭に浮かぶから不思議な物だ。大好きなカフェ。大好きなルームメイト。

でも、いつまでもここにはいられない。全ては私の明るい将来の為なのだから。

帰れる家があってよかった。

今までこのブログを見てくれた人がいたら、本当にありがとうございました。

ずっと前に作ったブログがあるので、今後はそっちを更新したいと思います。

そっち→ http://ameblo.jp/i-will-be-there-for-you/

皆さんの成功を祈って・・・

千夏
バリ島にて



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# by intern5 | 2011-03-21 21:28
なんて事の無い話ですが・・・。

今日会社へ行くバスに乗る時に足をガスッと車のヘリにぶつけてしまい、私の可愛いつま先から激しく出血(といってもつま先なのでたかが知れているが。)

「うっ。いってぇ!!」

とうめいたのに、バスドライバーはいかにも

「てめーの足なんてどうでもいいから早くバス乗れよ!!時間通りに運営しないと俺、罰金なんだよ!」

という目で見ている。仕方ないので、いそいそと乗り込む私。しかし痛い!

そして、にこりともせずに私をじろじろ見るインド人の人達。旅行者だったら彼らが何を考えているのかなんて絶対わからないだろうけど、私もこれでドバイ暦二年・・・!おそらくこんな事を考えているにちがいない。

「俺だってそんな所でぶつけねーよ。アホちゃうか?(+哀れみ)」

みたいな。

しかもバスは結構満タンで、なんか、鼻水を一生懸命ティッシュで拭き続けているドイツ系のデブのおっさんと、i phoneのげーむに夢中すぎな秋葉系中国人の真ん中の席しか空いてない。どんだけついてないんだ...と思ったが、しかたなく着席。やれ、これから友達に会うのにどうすんだ、この足、と思っている、と、となりのおっさんが、さっと、

「痛そうだね。これでふきなよ。」

とティッシュを差し出してくれた(しかも意外と清潔だった)そんな、おっさん、あんたも鼻水出過ぎで大変だろうに、そのティッシュを分けてくれるなんて・・・と思っていると、隣に座っていた秋葉系中国人が、無言で、さっと、絆創膏を差し出してくれるじゃないですか!!

サプライズ!!すげー!!

これぞホスピタリティー!

私的に、その、「これ、使いなよ。」とか、何もかっこつけず、無言でサッと絆創膏を渡してくれた、そのツンデレな中国人の優しさは熱いと思う。

心があらわれますね。

日本人だったら、って思うと、その人にとっていい事だとわかっているのに、なかなか踏み出せない事っていっぱいあると思うけど、その一歩の踏み出しがこうやって、誰かの心を暖かくしているんだなー、って思いました。

電車で席を譲る事とか、具合の悪そうな人に、「大丈夫ですか?」って声をかける事とかね。

ありがとう、ありがとう、といって、バスを降りた。

ありがとうって、最近たくさん言うように心がけています。言われた人が、これにこりずにもっと誰かを助けようっておもってくれるといいなって思うから!

ちょっと偽善者ちっくだけどね。私もその踏み出しを忘れないようにがんばろーっと。



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# by intern5 | 2011-02-21 03:50

雑誌に出ました。


ちょこっとCM。

12月号の「あの国でコレがやりたい。」という雑誌に、1ページでました。わーい!!

まだ少し暑さの残る時期に、日本から可愛らしい(年上なので大変失礼ですが)記者の人がはるばるやってきました。

小さいホテルなので、ホテル中大騒ぎに。

「千夏はセレブになるのね!」とか
「すごい、有名人になるんじゃん?!サイン貰っておいた方がいいかしら??(典型的すぎてつまらないボケ)」などなど・・・

よかったら見てみて下さいね。

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# by intern5 | 2011-02-17 22:26

今日のイラン人

今日久々にイラン人のチェックアウトをした。こんな感じ。

「チェッーーーークアーーーーーウト、プリィーーーーーーズ?」
(Please を絶対に忘れない律儀な人たち(笑))

やっべぇ、出た!!!イラン人だ!!(笑)

「もちろんでございます。ご滞在はいかがでしたか?」

「オーーーーーーゥ、ワーーンダフォーーーーー。
フーーード、イズベーーーーリーーーーーーナーーーイスーーーー
ルーーム、イーーズエーークセレーーーント、
ピーーーーーポーーーーーーーイズベーーリーーーーカーインドゥーーー」
(項目別に滞在のすばらしさを強調するせいで、この時点で既に約2分。)

「ありがとうございます。昨夜から、何かミニバーはお使いになりましたか?」
(当ホテルにはセンサーが無いので、最終日は自己申告制。)

「ワーーーンモーーメント、プリーーーーーズ?」

そうして彼らは団体のイラン人(常に3人以上男団体のイラン人達・笑)に一人ずつペルシャ語で、誰かミニバーを使ったかどうか確認しだした。ああでもない、こーでもないと、なんだか、大会議に。その後約3分・・・・

「エクスキューーズミーーーー?ウィーードーーーントリメンバーーーーー。(Excuse me, we don't remember...)」

覚えてないのかよ!!じゃあ、その3分は何だったの?!一体何の確認だったのよ!?

「キャニューーーーセーーーーンド、サムワーーーン、トゥーーーーチェーーークッ?オッケーーーーー?イエーーーーース??(Can you send someone to check?)」

「もちろんでございます。」

即刻ハウスキーピングに電話してスタッフを送ってもらう事に。

が!!忙しかったのか、なかなかハウスキーピングが返事をくれない。温厚なイラン人も、流石にカウンターに近づいて来た。

「ミニバーーーーーーー?オッケーーーーーー?」
「大変お待たせして申し訳ございません。ただいま確認しておりますので、もう少々お待ち頂けますでしょうか。」
「オーケーーーーーー、ウィーーーウィルウェーーーーーイト。(OK, we will wait)」

こんなにとろいハウスキーピングを待ってくれるなんてなんていい人達なんだ。しかし遅いぞさらに五分経っても返事が来ない。

「オッケーーーーーーーー?」
「ただいま、もう一度ハウスキーピングに確認いたします。」
「ウィーーーーーーアーーーーーーーイーーーンハーーリーーーー。プリーズ?(We are in a hurry)アーーーーーズスーーーーーーンアーーーズポッシボーーーーーーー?(As soon as possible)」

イラン人を待たせるなんて、他の人を待たせるよりも、さらに二倍待たせているような気がしてしまう。しかし、そんな悠長でにこにこなas soon as possibleは聞いた事無いんですけど!!本当に急いでるのか、この人達は。

「確認が取れました。それでは、こちらが請求書でございます。」
「セーンキューーーーーーベーーーーリーーーーーーマーーーーッチ。ウィーーーアーーーリアリーーーーアプリシエイテーーーーーッド。(Thank you very much, We really appreciated.)」
(相変わらず謝辞深い人達。)

「バーーーーーイザウェーーーーーイ、ウェーーーーアーーユーーフローーームー?」
「私、日本から参りました。」
「オーーーーーーゥ、ジャパーーーーーーーン!ベーリーナーーーイス。ジャパーーーーン、イラーーーーン、セイムセイム、バットディフェーーーーント。」

出ました、ドバイ英語、Same same but different. 何を言っているのかわからないが、とりあえず、待っている人もいるので流そう。これで終わりだ、イラン人よ!!

「それでは、こちらがレシートでございます。どうもありがとうございました!(ニコッ!)」
「イエーーーーーース、ウィーーーーーノーーーーー、キョットーーーーー(京都)、オッッサカー(大阪)トッキョーーーー(東京)ベーーリーーーーナーーーイス!」

お、終わんねー・・・

と、そこに他のイラン人が近づいて来て、何か話している。

「オーーーーゥ、ソーーーーリーーーーー、ウィーーーーハッフトゥーーーゴーーーーー。」
「(ほっ)かしこまりました。お気をつけて!」
「アワ、フライトイーーーズ、スリーーーーーオックローーーーーック。」
「ええ、かしこ・・・え?」

一時間切ってるじゃん!!!!(汗)あせってくれよ、イラン人(汗)

「お、お、お客様!!お急ぎになった方が・・・!!(汗)」
「ノーーープロブレーーーーーム、センキュー・・・センキューーーー!!」

まだ話したそうにしているイラン人の旦那をなんとかタクシーに突っ込み、彼らはようやく去って行った。いやー、ちゃんとフライト捕まえたかなー・・・



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# by intern5 | 2010-12-14 23:27

スプレーと神様。

後日談。

因にスプレーを噴射された私のルームメイトの心情はやはり穏やかではなかった。私のルームメイト、マヤ、インドネシア人歴26年、売られた喧嘩は買います。

スプレー散布の後、とっとと出て行ってしまったスプレーにただならぬ怒りを覚えるマヤ。

なんと、スプレーの部屋の前に、超でかい殴り書きの紙を貼った。

「帰ったら私の部屋に来てノックしなさい。話があります!!!」

っていうか、その紙自体結構怖い。

落ち着いて冷静になったスプレーは、すっかり謝罪体勢できたらしい。

スプレー「さっきは頭に血が上って悪かったわ。」
マヤ「あんた、一体何のつもりよ!!」
スプレー「・・・」
マヤ「私だって、私の地方の料理に独特のかおりがあるのは知ってるし、それにはあなたにとっては厳しいって言うのもわかるわ。でも、物には言い方って物があるんじゃないの!!そんなに嫌なら、あなたが部屋にいる時にはこの料理は作らないから、「今部屋にいます」とでもいちいち外に書いておく事ね!!」

バッタン!!(ドア締め)

マヤ「まったく、頭に来ちゃうわ、彼女はビッチよ!!」
千夏「確かに衝撃的な話だね・・・。でも、あんさんの迫力にも私は結構びっくりしたよ。(いつも穏やかでおとなしいのに)」
マヤ「ああ゛ーーー!!頭に来る。もうこんなフラット引っ越したいよー!!」
千夏「えー!!やめてよ!!私はあんさんと一緒に住みたいよ。」
マヤ「うん、私も千夏とは快適に過ごせるけど、あいつは許せーん!!じゃ、兎に角、日曜日なので教会行って来ます。」
千夏「はいよー。いってらっしゃーい。」

キリスト教の彼女はとことこと教会に出かけて行った。

帰って来たら複雑な顔をしている、マヤ。

マヤ「複雑なの・・・!!」
千夏「何が?」
マヤ「神父様はね、何者に対しても、隣人を許す事をしなさい、っていうのよ。でも、あいつはムカつくわ!!困っちゃう。どうしたらいいの!!」

キリスト教の基本理念は、人を許す事だ。

本気で困ってるから可愛い。私は無宗教だから、性格の矯正は自分でするしか無いけど、宗教を持っている人は、一生神様の生徒なのだ。

その後も複雑な思いがあるのか、目の端をぱしぱしさせながら(落ち着かないみたい)マヤはスプレーに「How are you?」などと声をかける。

偉い!!偉すぎるよ、あんた!!

がんばれ、マヤ!!


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# by intern5 | 2010-12-06 23:08